『シンプルでよく効く資料作成の原則 〜コンテンツとデザインからプレゼンを変える〜』を読みました。株式会社マイナビ様から献本いただきました。どうもありがとうございます。

シンプルでよく効く資料作成の原則 - コンテンツとデザインからプレゼンを変える-
- 作者: Robin Williams,小山香織
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2015/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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たった「8つの原則」でどんなプレゼン資料も見ちがえる!
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- 作者: Robin Williams,吉川典秀
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 58人 クリック: 1,019回
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『ノンデザイナーズ・デザインブック』は、レイアウトデザインの基本を解説したロングセラー。デザインについて「4つの基本原則」を解説しています。
『ノンデザイナーズ・デザインブック』の紹介記事:
プレゼン資料や書類を見やすく・読みやすくする4つのデザイン基本原則 - エルディの逃避数列
『シンプルでよく効く資料作成の原則』では、デジタルのプレゼン資料(スライド)に焦点を合わせています。デザインにおける4つの原則に加えて、コンテンツにおける4つの原則を解説しています。
コンテンツを最適化する「4つの原則」
- 明快さ
- 関連性
- アニメーション
- プロット
「どうすれば聴衆を混乱させないか」がポイントだと感じました。混乱を取り除いて、情報を整理する方法が書いてあります。
スライドをデザインする「4つの原則」
- 近接
- 整列
- 反復
- コントラスト
悪いスライドの例、修正したスライドの例がそれぞれ載っていて、受ける印象が変わるのがわかります。ただ何となく作っていたスライドも、これを読めばよくなるはず。
従うべきではない原則?
おもしろかったのが、「従うべきではないルール」という章。よく見聞きする「プレゼンの常識」的なルールについて、著者が答えています。(回答の内容は本でどうぞ)
ルール | YES / NO |
---|---|
セリフ系のタイプフェイスを使ってはいけない | |
アニメーションは決して使ってはいけない | |
背景は1種類しか使ってはいけない | |
グラフィックスのないスライドを作ってはいけない | |
1ページのスライドに5項目以上の箇条書きを使ってはいけない | |
箇条書き1つにつき2~3語にとどめるべきである | |
PowerPointを使ってはいけない | |
会場を暗くしてはいけない。明るくしてはいけない | |
話す前にプリントアウト資料を渡してはいけない | |
円グラフを使ってはいけない | |
ArialやHelveticaを使ってはいけない |
プレゼン改善のヒントがいろいろ
最近会社で、企画や広報の仕事をするようになりました。「企画書やプレゼン資料を作る機会が増えそうだな」と思っていたところだったので、ちょうどいい本に巡り合うことができました。プレゼン改善のヒントがいろいろ載っていたので、今後も読み返すことがありそうです。
10月8日、発刊記念セミナーがあります
拙訳書の発刊記念セミナーが開催されることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。 https://t.co/9XgFit43vh
— 小山香織 / KOYAMA Kaori (@koyama_kaori) 2015, 9月 25

シンプルでよく効く資料作成の原則 - コンテンツとデザインからプレゼンを変える-
- 作者: Robin Williams,小山香織
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2015/09/26
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